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シルバーペンダントが出来るまで【機械編・入門】

Pendanthabukansei 先月結婚式を挙げた友人夫妻に結婚祝いのプレゼントを渡してきましたオリジナルのシルバーペンダントです。
表面の赤と黒はマニキュアで色をつけました。
ネイルリムーバーで落とせるので、その日の気分で色を変えられるんです
そして二つを合わせると赤い部分がハートに

本当は去年の今頃渡す予定だったのが、デザイン変更したり作り直したりで結局一年経ってしまいました

今回のオリジナルペンダントトップは、CADでのデザインと切削機械での制作を当店で行いました。
熟練の職人技に加えて、完璧な左右対称のデザインや細かい連続したデザインなど、人の手では作りにくいものを機械で制作しています。
オリジナルジュエリーのデザインの幅が今まで以上に広がりました。

今日は機械での切削の流れを、簡単にざっくりと説明したいと思います。

デザインから仕上げまでの流れ
《デザイン》
何パターンかデザイン画を描いて作りたいものが決まったら、CADでのデザインに入ります。
Pendanthabu CADのデザイン画面です。
ほぼ出来上がりの状態ですね。

《切削》
鋳造の時に原型となるワックスを機械で削っていきます。

Photo_2 ワックスは色々な種類があります。
大きく分けてハードワックスとソフトワックス。形もブロック状やチューブ状、シート状など様々です。
主に青・紫・緑が使われ、青が一番柔らかく緑が一番硬いワックスになります。
(画像は緑のワックス)
機械での切削には通常、緑を使います。今回はブロック状のものを使いました。

Kikai

切削機械。ちょっと画像では分かりづらいかもしれませんね
機械で削るといっても、設定の仕方でキレイに削れたり削れなかったりするので技術が必要です。

左にワックスをセットするアームがあり、右側に移動&回転しながら削る刃のようなものがついています。
ワックスを削っている様子はなかなか面白いですよ

Gennkeihabu 削り終わり、ブロックから4本の支えを切り離した状態です。
4本出ている棒を手で削り、側面にチェーンを通す穴を開けます。
鋳造の時に、このワックスの形がそのまま金属に置き換わるので、傷などがあれば、ここで修復しておかなければいけません。

《鋳造》
原型となるワックスに湯道(溶けた金属を流し込む為の道)をつけ、ゴム台に固定。ゴム台の入った容器に石膏を流し込み、乾燥させます。それを焼却するとワックスが溶け、ワックスの形の空間が石膏の中に出来ます。その空間に溶けた金属を流し込み、原型と同じ形のジュエリーができます。


《磨き》
一番重要な最終行程です。

Tyuuzougo 普段見るシルバーアクセサリーからはあまり想像できないかと思いますが、鋳造後、磨いていない銀は白くマットな肌をしています。
今回のペンダントトップを磨く前を撮り忘れてしまったので別のリングの画像載せます。。。
左から2本目までが磨いていない状態で、一番右だけ磨いたものです。

鋳造する時に金属の通り道になる湯道という部分(画像では左上の出っ張り)をヤスリなどで削り、全体を磨いていきます。

《色つけ》
Pendantokansei

今回はマニキュアで色をつけてみました。
不透明な色なら何でも大丈夫なのでかなり楽しめますね

デザインからジュエリーが出来るまでの工程はまた今後書いていきたいと思います
オリジナルジュエリー制作に力を入れているので色々なデザインの工程をご紹介しますね。

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